左足首を負傷していた磐田DF古賀正紘(32)が12日、約1カ月ぶりにチームの全体練習に合流した。対人プレーなどの激しい練習はなかったが午前、午後の2部練習でフルメニューを消化。充実した表情でグラウンドを引き揚げると「正直100%とは言えないが、それに近い状態でできた。やっていて練習をストップするほどの痛みもなかったし、今日の感触としてはよかったです」と笑みを浮かべた。

 3月6日の筑波大との練習試合で左足首を負傷して離脱した。一時は、手術の可能性もあるほどだったが、東京の病院で検査を行うなどして手術を回避。懸命のリハビリを続けて復帰した。柳下正明監督(51)はこの日「次の試合がメンバーを見極める最後の試合になる」と明言。最後のテストマッチとなる14日のJFL松本山雅戦へ向けて古賀は「自分はもちろん出るつもりでいます」。24日の新潟との再開戦へ向けてアピールしていくつもりだ。【前田和哉】