「森下ジュビロ」がベールを脱いだ。磐田は28日、磐田市内の練習場で東海学園大と練習試合(30分×3)を行い、5-0で快勝した。森下仁志監督(39)は新チームを指揮してから初の実戦。ボールをつなぐことを徹底しながら、3パターンのフォーメーションを披露した。
型にはまらないスタイルを目指す。1本目はエース前田を1トップに置き、4バックを採用。2本目は昨年と同様の4-4-2。3本目は3-6-1の変則フォーメーションで臨んだ。相手によって臨機応変に対応できる力をつけるため、あえてシステムを固定しなかった。それでも、選手同士がチームのバランスを考えながらプレーし、サイドや中央から得点。守備も大きく崩れることはなく、完封した。森下監督は「ピッチに立つ場所が変われば景色も変わる。それを感じてほしい。今日は全部よかった」と充実した表情を見せた。
今後も方針を変えることはなく、開幕までに特定のフォーメーションを決めることもない。この日試した布陣を軸に、チーム作りを進めていく予定だ。駒野は「ボールと人が動くことは変わらない。そこをしっかりやればどんなシステムもはまる」と手応えを示した。
森下監督は「Jリーグのどの相手でもできるようになっていくのが今後目指すところ。開幕がピークではないし、このテンポで1年間やっていこうと思う」と力強く宣言した。【神谷亮磨】



