左足ふくらはぎを痛めていたC大阪の日本代表MF清武弘嗣(22)が、ぶっつけ本番で3月10日の鳥栖との開幕戦に挑む可能性が出てきた。清武は28日の練習では一部別メニューで紅白戦には加わらなかったが、今週中にはチームに完全合流予定だ。チームは今日29日の京都戦の後、開幕前に最後の練習試合(日時、相手は未定)を予定しており、ソアレス監督は清武の起用について「状態次第だが、練習試合に間に合わなくても開幕までにコンディションが上がれば、開幕での起用はあり得る」と明かした。

 チームはこれまで4-4-2のシステムをベースとしてきたが、ソアレス監督は「清武が戻ってくれば、2列目から飛び出すポジションもある」と昨年までの4-5-1の2列目で清武を起用することを示唆。清武の出場可否に応じてシステムを変更する「清武シフト」で、開幕白星を狙う。