ボンバー中沢から“金爆”宣言が飛び出した。横浜のファン感謝祭「トリコロールフェスタ」が26日、横浜市のマリノスタウンで行われた。大トリのイベントでは、DF中沢佑二(34)が人気ビジュアル系エアバンド、ゴールデンボンバーのダンスを披露。ドラム樽美酒(ダルビッシュ)研二のモノマネで顔を白塗りにし、若手と一緒にキレキレの動きを見せた。

 07年から毎年行われているファン感謝祭で、中沢の出し物は恒例行事。マイケル・ジャクソン、AKB48、EXILEなど、数々の有名人に変身してきたが、今年は気合の入りが違った。自身の愛称「ボンバー」にちなんで、昨年末のNHK紅白歌合戦にも出場した人気バンドをチョイス。昨年12月からダンスの練習を重ね、前日は2時間以上も最終練習に励んだ。「メークのクオリティーも高かったので、思い切り踊れました。ファンもより高い完成度を求めているんで、期待を裏切れないですからね」とドヤ顔で振り返った。

 ゴールデンボンバーは「金爆」と呼ばれ、今季終了後には中沢の踊りが相性が良かったと言われるようにしたい。「やるからには一番上を目指したい」。目標は、リーグ戦、天皇杯と、すべてのタイトルを取ることだ。この日は、クラブ史上最多の1万2314人の観衆を動員した。「今度はプレーの面でお客さんを呼べるように頑張りたい」。ひと味違うボンバーが、光り輝く活躍を見せる。【由本裕貴】