<J1:浦和2-2東京>◇第15節◇10日◇埼玉

 MF原口元気(22)が、浦和を敗戦から救った。左サイドでパスを受けた後半41分。内へ切れ込み、キックフェイントでDF1人を振り切って左足を振り抜く。弾道はDF陣の間を縫い、GK権田の指先をかすめてゴールへ突き刺さった。

 6月21日の練習中、交代に不満を示してクラブの備品に八つ当たりして以来、初めてゴール。リーグ戦では、中断前の5月26日の柏戦以来、3試合ぶりの得点だった。すでに東アジア杯の日本代表にはリストアップされており、昨年9月のイラク戦以来の代表復帰も現実味を帯びている。ペトロビッチ監督も原口について「代表のザッケローニ監督に聞いたほうがいいでしょう。あのゴールで招集されるかもしれない」と笑顔を見せた。原口は「勝てなかったのが悔しい。(代表については)まずはあと2戦。代表はその先」と表情を引き締めた。