清水のアフシン・ゴトビ監督が鹿児島キャンプ7日目の8日、50回目の誕生日を迎えた。午前中の練習終了後に、選手に囲まれながら似顔絵入りの誕生日ケーキを受け取ると「ケーキの絵を若く描いてもらって非常にうれしい。ここから半世紀後半になるが、楽しみにしている。もちろんタイトルやカップというものに挑戦していきたい」と、満面の笑みを浮かべた。

 11年の就任から4年目となる今季は、1月15日の始動から約3週間が経過した。ゴトビ監督は「ここ3週間チームは非常に成長しているし、正しい方向に進めている。京都戦ではボールが非常によく動き、ゴールもレベルが高かった」と評価も「後は中盤の守備や攻撃の部分でもっと共通理解を高めていきたい」と課題も指摘した。明日10日の韓国Kリーグ・FCソウル戦(午後1時=ふれあい)は、50歳初の実戦指揮となる。【前田和哉】