第1戦が行われ、リーグ戦首位のユベントスがホームで同5位のフィオレンティナに1-2で敗れた。

 ユベントスがホームで敗れるのは、PK戦を除くと公式戦では13年4月の欧州CL決勝トーナメント準々決勝でBミュンヘンに0-2で屈して以来約2年ぶり。前回大会準優勝のフィオレンティナは7度目の制覇へ向け前進した。

 MFピルロをケガで欠き、GKブフォン、DFキエリーニ、FWテベスをベンチスタートさせたユベントスが序盤は試合を支配したが、前半11分、チェルシーから移籍してきたMFサラーがセンターライン付近からドリブル突破。相手DF3人をかわし左足シュートを決めてフィオレンティナが先制した。同24分に右サイドからのMFペペのクロスをFWジョレンテが頭で合わせてユベントスが追いついたが、後半11分、相手陣の深い位置でのパスカットから、再びサラーが左足で流し込んでフィオレンティナが勝ち越した。

 第2戦は4月7日にフィレンツェで行われる。