ウォルフスブルクの大儀見優季は、不本意な敗退に表情をゆがめた。「最初の失点が痛かった。あれがなかったら…」と悔しさをにじませた。

 前半6分に先制点を許して浮足立ち、縦への単調な攻めに終始した。大儀見のタイミングのいい動きだしもほとんど生かされることなく、時間がいたずらに過ぎた。

 後半に少し落ち着き、大儀見が起点になって2点を取ったが、1点及ばなかった。大儀見は「これがこのチームの実力。受け入れるしかない」と話した。