Bミュンヘン(ドイツ)が、欧州CL100試合目のホームゲームでオリンピアコス(ギリシャ)に4-0で快勝し、1位で1次リーグを突破した。

 試合開始後20分でBミュンヘンは3点を奪う猛攻を見せた。まずは前半8分、DFボアテングの左足ミドルシュートが相手GKにはじかれたこぼれ球を、MFドウグラスコスタが左足で押し込んで先制すると、同16分には幸運な形からFWレバンドフスキの足元にボールが収まり、右足で蹴り込んで2点目を奪った。さらに同20分にはFWロッベンの頭での折り返しをMFミュラーが右足で決めてあっという間に3点をリードした。

 後半7分に負傷から9カ月ぶりの復帰となったDFバトシュトゥバーが一発レッドで退場となったが、Bミュンヘンの優位は変わらず、同25分にMFコマンが頭で押し込んでダメ押しとなる4点目を決めた。

 ラーム主将は「1次リーグを1位で突破するのは重要なことだ。1試合を残して首位を決められてうれしい」と勝利を喜んだ。

 グアルディオラ監督は「決勝トーナメント進出に非常に満足している。全選手に賛辞を送りたい。グループ1位になりたかった。そしてそれを成しえた。ボールを持っているときのプレーはまだパーフェクトではないが、ボールなしでのプレーはよかった。選手たちは偉大なメンタリティを持っている」と話した。

 また前半32分に負傷したもようでMFキミヒと交代したロッベンについては、「インテリジェンスのある選手。心配な感触があったので自分で決断。問題はないと思う」とした。