FW本田圭佑が所属するACミランは、ホームでフロジノーネと3-3で引き分けた。

 本田は2試合連続で先発起用。0-2とリードされた後半5分、右サイドでDFアバテにスルーパス。アバテがペナルティーエリア奥からダイレクトで折り返し、相手DKがはじいたところをFWバッカが左足シュートを決め、追撃の起点となったが、1-2の同19分に退いた。

 チームはその後の同29分、ロスタイムに得点してドローとした。

 ブロッキ監督は本田の交代に関して「あのときはサイドに開くことが必要だった。それに、よりオフェンシブな選手を入れて、得点につなぐことが必要だった。それまで本田はいいプレーをしていた。バッカのゴールにも絡んでアバテに素晴らしいパスを出した。本田を出したのは、悪いプレーをしていたわけではない。前でオフェンシブでスピードを出して攻撃していく選手が必要だったのだ。その交代は次の交代と合わせて、結果を出すことになったので、私の選択は正しかったと言えるだろう」と、交代出場したアントネッリ、メンスがともにゴールを決めて引き分けに持ち込んだ采配に胸を張った。