マインツに辛勝したドルトムントのMF香川真司(27)は「とりあえず勝てて、それが収穫」と安堵(あんど)した。

 「相手はハードワークしてくるし、規律が良くて難しかった。焦らずにやることを意識したが、まだ課題はある」と苦戦を振り返った。

 ドイツは残暑が厳しい。その中で香川はチームトップとなる10・88キロの走行距離をマーク。「日本でもなかなか感じないような暑さで、体力的に相当きつかった。走り切ることを心掛けた」と、流れる汗を拭った。