MF清武弘嗣が所属するセビリア(スペイン)がホームでディナモ・ザグレブ(クロアチア)に4-0で快勝し、決勝トーナメント進出へ大きく前進した。

 セビリアは前半30分、FWビエットがペナルティーエリア左の角度のないところから左足シュートを決めて先制。同ロスタイムに相手DFが退場となって数的優位に立ち、後半21分にはDFエスクデロがMFビトロとのワンツーで抜け出して右足で流し込んで追加点を奪った。さらに同35分、左CKからMFエンゾンジが頭でたたき込み、同42分にもFWベンイェデルが右足で決めてダメ押しした。

 清武は2-0とリードした後半30分から出場し、日本人選手14人目の欧州CLデビューを果たした。同43分にはDFラミのDF裏への浮き球に走り込んだが、惜しくも届かず不発に終わった。

 セビリアは3勝1分けの勝ち点10で首位浮上。ディナモ・ザグレブは4連敗で敗退が決まった。