日本代表MF清武が所属するセビリアは、冬の移籍市場でFWの補強を決めていると言われるている。これまでにアルゼンチン人のカジェリ(ウェストハム)とプラット(アトレチコ・ミネイロ)、コロンビア代表のバッカ(ACミラン)の復帰も噂される中、イタリア紙コリエレ・デロ・スポルトはベルギー1部アンデルレヒトのポーランド代表FWウカシュ・テオドルチュク(25)が補強リストに入ったと伝えた。

 テオドルチュクはウクライナ1部ディナモ・キエフからアンデルレヒトにレンタル移籍中で、500万ユーロ(約6億円)での買い取りオプションがある。今季は公式戦24試合を戦って20得点。国内リーグ12得点、欧州リーグ7得点、国内カップ戦1得点。185センチの長身で空中戦に強いだけでなく動き出しに優れている。テオドルチュクにはポルトガルの名門ベンフィカとリバプールも興味を示しているという。(山本孔一通信員)