北中米カリブ海代表のクラブアメリカが、アジア代表の全北を逆転で下した。

 前半23分、全北が先制した。C大阪などJクラブに在籍経験があるMFキム・ボギョン(27)が左サイドからの折り返しを丁寧に決めた。

 流れを変えたいクラブアメリカは後半開始から2人を交代。すると、同13分にFWシルビオ・ロメロ(28)が左クロスを頭で合わせて同点に追い付いた。さらに同29分に、強烈な右足ボレーを突き刺し勝ち越し。マッチアワードを受賞したロメロは「達成感を感じている。自分たちのアイデンティティーを示すことができた」と、満足していた。

 クラブアメリカは15日の準決勝(日産ス)に駒を進め、欧州代表Rマドリードと対戦する。全北は14日、吹田Sで行われる5位決定戦を戦う。