6試合ぶりに先発したMF香川真司が同点弾をアシストし、ドルトムントがホームでMF宇佐美貴史が所属するアウクスブルクと1-1で引き分けた。

 以下は香川との一問一答。

 -先発は予想していた

 香川 痛みはありますけど、練習もやれていた。あとは今年最後の試合なので、どっちにしろしっかり準備はしてました。スタメン(かベンチか)も半々(くらいの可能性)かなという感じはしていた。

 -アシストは

 香川 いやぁ、ウスマン(デンベレ)のゴールでしょ。あいつの速さがいきたゴールだったと思います。

 -試合を振り返ると

 香川 うーん、まぁうまくいってないですし、攻守においてチームとしてやりたいサッカーがまったく連動できてないかなというのは感じました。

 -自身の調整は

 香川 コンディションは良くないでしょ、はっきり言って。最悪だと思いますけどね。怪我でほぼ2週間くらい練習できなかった。

 -前半戦を振り返って

 香川 代表でも、いろんな経験ができた。苦しいことだったり、うまくいかないことの方がおそらく多いとは思う。ただW杯もあと1年半ですしね。そういう中でどうやってそこに照準を持っていくか、このクラブでどう戦っていくのか、いろんなことを考えさせられました。ただ1つ言えるのは、ホントに継続してやり続けないといけないこと。それははっきりしている。その中でどうやってレベルアップしていくのか、勝ち残っていくのか。日々考えさせられる半年間だったなと思います。ここで苦しんでいるくらいが、ちょうど1年半後を見すえたら良いと思う。結果は出ないですけど、出るために試行錯誤しながら日々やっていくだけです。

 -代表の重圧がクラブでのパフォーマンスに影響した

 香川 別だとは思います。クラブはクラブのプレッシャーがあるし、代表は代表のプレッシャーがある。そこの切り替えはできていると思う。ただ、日々、このチームでは競争であったり、結果を求められる。ここで勝ち残れれば、自然と代表でもそういう結果がついてくるとは思っています。