1年9カ月ぶりに公式戦復帰したドイツ1部シャルケの元日本代表DF内田篤人(28)が21日、冬季中断期間を利用し成田空港に帰国した。昨年6月に、右膝膝蓋腱(しつがいけん)の手術を受け、12月8日の欧州リーグ・ザルツブルク戦に途中出場で復帰した。手術後、改善の兆しが見えなかった時期を「手術の選択が間違っていたのか。自分が信じられなくなって、自分を信じないといけないんだな」と振り返り「一番、あぶらがのった1年9カ月を捨てたというのはすごく心残り。これからは、死に急ぐとか生き急ぐという感じかもしれないけど、とことんやっていくつもり。ゆっくりする気はない。細く長くは考えてない」と話した。

 休暇期間中は、3日連続で4組の友人の結婚式に出席予定。既婚者の内田は「乗り遅れなくて良かった」と苦笑し、独身の日本代表MF香川の名を挙げ「(真司の)アモーレでも探そうかな」と恋のキューピッドに名乗りを上げた。