レギュラーシーズンの上位6チームが優勝を争うプレーオフが始まり、FW久保裕也(23)の所属するヘントはホームでクラブ・ブリュージュを2-1で下した。日本代表戦から中4日で迎えた試合に久保は先発したが、大きな見せ場はつくれなかった。得点を奪えず、後半26分に退いた。

 試合は前半8分に先制点を奪われたヘントが、同25分にFWサイモンが同点ゴールを奪い、前半終了間際の45分にサイモンがPKを決めて逆転に成功した。後半5分にDFトローストエコンがイエローカード2枚で退場。10人となったヘントは防戦を強いられたが、チームは集中力を切らさず2-1のまま逃げ切った。

 試合後の久保の一問一答は次の通り。

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-プレーオフ1が始まりました。

 「そうですね。まあ、かなり雰囲気があったし。ちょっと難しかったですね。全体的に。でも勝ったので良かったです」

-代表の疲れとかはあった?

 「少しありましたけど。でも、最初から使ってもらったので、そこは、頑張ろうと思いましたけど。でも、しっかり準備したいですね、次は」

-代表の疲れ以外に、相手の守備も激しかった?

 「もちろん激しさもあったし。あんまり僕らもボールをつなげていなかったし。ちょっと難しかった部分もあった。相手の6番がみっちり付いてきていたんで。そこをうまくはがせばよかったなと思います。もうちょっと裏とか空いているスペースに顔を出して受ければよかったかなと思います」

-1人少なくなって、右に回りましたが。そっちの方がやりやすいとか?

 「いや、別に、どこでも良いですけど。とにかく、もうちょっと動きの質とか良くしたらもうちょっと受けられたかなと思うし。全体的にバタバタする時間帯も多かったですし。もうちょっとチャンスも作れたかなと思います」