ボカ・ジュニアーズ(アルゼンチン)に所属するウルグアイ人MFロドリゴ・ベンタクール(19)は21日、イタリア王者ユベントスとの契約書にサインした。契約は7月1日から2022年まで。移籍金は950万ユーロ(約11億4000万円)で、ユベントスは2度の分割で支払うという。22日付の伊紙ガゼッタ・デロ・スポルトが報じた。

 ベンタクールについては、2015年にFWテベスをボカ・ジュニアーズへ移籍させたときに、ユベントスが獲得交渉権を持ったという。将来ユベントスが他のクラブへ移籍させた際に得る移籍金の50%はボカ・ジュニアーズに払うことになる。

 ベンタクールは「ユベントスの話があったとき、テベスに相談した。彼は素晴らしいクラブだと言っていた」と、ユベントスでプレーしていたテベスにアドバイスを求めたことを明かした。さらに「ユベントスは過去にウルグアイ人もプレーしてきたので、大きな誇りに感じる。セリエAの試合はよく見るし、とてもフィジカルなリーグだと思う。このチャンスを100%生かしたい」と意気込んだ。