日本代表FW原口元気(26)は、所属するヘルタを退団することが濃厚となり、プレミアリーグのブライトンへ移籍する可能性が高まった。8日付のドイツメディアが報じた。

 ヘルタのプレーツSDは原口の契約についてスカイスポーツのインタビューで「契約延長はしないだろう」とコメント。18年までと残り1年となった原口と新たな契約を結ばないことを明かした。これにより、移籍金を得るためには今夏の移籍市場で原口を売却するしかなく、放出する可能性が濃厚となった。

 地元紙ベルリーナ・クリーアは「Sayonara Genki(さよなら元気)」との見出しで、原口がプレミアリーグに昇格したブライトンへ移籍すると報じた。すでに交渉が始まっており、ブライトン側は移籍金300万ユーロ(約3億7500万円)をヘルタに提示。しかし、ヘルタは500万ユーロ(約6億2500万円)を要求しているという。

 ドイツ移籍3季目の原口は、今季リーグ戦に31試合に出場し、1得点と主力として活躍した。