ヘタフェのトレス会長がMF柴崎岳(25)について、約1カ月半戦列を離れる可能性を示唆した。ラジオ局オンダ・セロの取材に見通しを語ったもので、19日のスペイン紙マルカ電子版が伝えた。柴崎は16日のバルセロナ戦で先制ゴールを挙げたが、後半序盤に左足を痛めて交代していた。これについて同会長は「バルサの選手の踏みつけによって戦列を1カ月半離れることになった」と語った。

 ただクラブ側からの正式発表はなく、広報担当によると約3週間ほどで戻れる可能性もあるという。21日に検査を受け、その後に詳細が判明するとみられる。柴崎は約2年ぶりに日本代表に選出されたばかりで、10月の日本代表招集などへの影響が懸念される。(山本孔一通信員)