12日の独紙ビルトは、ケルンの新スポーツディレクターに就任したアルミン・フェーが既に2部落ちを覚悟してチームづくりをする構えだと、以下のように報じた。

 フェーは「ここから2部リーグのことをプランする」。

 夢を見ていたケルン関係者も現実に引き戻されたことだろう。フェーは11日の記者会見で「フライブルクに勝っていれば、まだ少しのチャンスもあったことだろう。でも今から別のことをプランしなければならない」とコメント。

 やっとはっきりした言葉が出てきた。本来それはフライブルクに負けるずっと前からわかっていたことだった。これでは1部残留はできない、と。

 フェーは「(来季に向けた)プランを比較的早い段階から進めることができる。来季2部リーグで昇格候補の役割を担う強いチームを手にしなければならない。ここからスーパーな奇跡が起こらない限り」と続けた。

 ケルンでの仕事を決意した理由として「情熱が必要だったからだ。ケルンは私にとって偉大なクラブ。なんでもいい仕事を探していたわけではない。シュツットガルトで優勝した時よりも今回の方がメッセージをもらったよ」と話した。

 監督については「まだ決断はしていないが考えている。今年の残り2試合とドイツ杯でどうなるかを見てからだ」とした。