DF冨安健洋、遠藤航、小池裕太、MF鎌田大地、関根貴大が所属するシントトロイデンは10日、FW豊川雄太の所属するオイペンと対戦し、MF鎌田大地の2得点の活躍などで快勝した。

まずは前半13分、左サイドでスルーパスに抜けだすと、飛び出してきたGKの隙を突いてダイレクトでシュート。これがネットを揺らし、鎌田の2試合連続となるゴールで先制に成功する。

2-0とリードした後半11分には、味方のFKから左サイドでフリーだった鎌田にボールが出され、角度のないところから右足を振り抜いて2点目。今季8特点目を決めた。得点ランクはトップと2点差の4位タイ。

チームはその後、1点を返されるも36分に追加点を挙げ、4-1で勝利を飾った。鎌田は後半42分に交代し、冨安は3バックの右でフル出場。遠藤はベンチ入りするも出場機会はなし。関根、小池はベンチ外だった。オイペンの豊川は7試合連続でスタメン出場し、後半21分に途中交代した。

鎌田の主な一問一答は以下の通り。

-試合を振り返って。2得点を挙げた

鎌田 複数得点がほしいと思っていました。オフサイドになったゴールもありました。オフサイドは仕方がないですけれど、欲を言えば9試合9ゴールが欲しかった。でも今日、複数得点できたことに関してはうれしいです。

-得点王も見えてきた

鎌田 僕はストライカーでもないですし、点を取れていることは自分にとって良いことですけれど、そんなに考えすぎず。僕自身、ベルギーリーグに来たタイミングが遅かったですし、そこまで気にせずにやりたいと思います。

-得点シーンについて

鎌田 1点目はキーパーが前に出てきていたのでイージーでした。2点目に関してもチームでずっと練習していたこと。他の選手がしっかりブロックしてくれてフリーになれたので、みんなに感謝です。

-これで8得点目。点がとれている要因は

鎌田 去年、フランクフルトで1年間やったのが良かった。試合に出れず、苦しいシーズンを過ごしましたが、周りがどう思っているか分かりませんが、僕自身はすごく成長できたと思います。フランクフルトで練習できたのは大きかったです。試合に出れなかったのは、僕自身何が必要かということで、毎日の練習から得点を意識してました。チームの中でも、練習試合だったら得点を取っていたほうです。フランクフルトでの1年間、そういう部分が磨けましたので、こういうところに来ても得点は(できている)。鳥栖からこのチームに来ても、これだけの点を取ることはできなかったと思います。僕自身、プレースタイルが変わってきているので、去年の1年間がすごく大きかったと思います。