現役時代にFKの名手と称されたジュニーニョ・ペルナンブカーノ氏が、ユベントスに所属するイタリア代表MFアンドレア・ピルロのFKを悪魔だと評している。

 2000年代に黄金期を築いたリヨンで中心選手として活躍したジュニーニョ・ペルナンブカーノは、同クラブ在籍時にFKだけで40得点を記録。当時は未知の領域であった無回転FKを武器に相手ゴールを幾度も陥れた。このFKに関してピルロは、必死に練習を重ねて見事に習得。現在は、無回転キックとカープでのキックを併用させ、2013-14年シーズンにユベントスの公式戦で決めた6ゴール全てを直接FKで沈めている。

 35歳という年齢に達して以降も進化を遂げるピルロに関し、今年1月で現役を引退したジュニーニョ・ペルナンブカーノは賛辞を送っている。ポルトガル「Sport

 TV」が元FKの名手のコメントを伝えた。

 「ピルロは悪魔だ。彼は僕のキックをコピーしただけでなく、改良を施したんだ。僕がまだプレーしていれば、彼にその技術を教えてくれるように頼みこんでいたよ」。【超ワールドサッカー】