日本代表MF清武弘嗣(24=ハノーバー)が、W杯に強い思い持っていたことを明かした。26日付の独ビルト紙が報じた。

 昨季所属したニュルンベルクでは、主力として33試合に出場したが、2部降格を経験した。同紙は「希望の星と見られていた清武だが、ニュルンベルク失墜のシンボルとなってしまった」と酷評した。

 今季は移籍金430万ユーロ(約6億200万円)で、ハノーバーに加入した。その入団会見では「今となってではありますが、昨シーズンの間、常に頭の中にはW杯がありました」と心境を明かしたという。

 そのコメントを受け、同紙は「個人的な運命の方が、クラブの将来よりも重要だったようだ」と痛烈に批判した。