<イタリア杯:ACミラン0-1ラツィオ>◇準々決勝◇27日◇ミラノ

 敗退が決定したACミランのインザギ監督は、「今日は全員が全力を出していたので満足しているが、結果はそうではない。後半は11対10となったのでもっといい試合ができた」と、疲れ切った表情で会見で答えた。

 MF本田圭佑の途中出場については「オーストラリアから戻ってきたばかりなのに、かわいそうに試合に出さなければならなかった」とした。

 また、後半にハンドとオフサイドでゴールが無効となったことに対しては「結果は正当なものではない。しかし受け入れなくてはならない。そしてリーグ戦に集中していくしかない。日曜の試合は絶対に勝って、そこから再スタートを切るしかないだろう。ファーガソンも最初のタイトルを勝ち取るまで7年かかったという。監督は簡単ではない」と、前を向いた。

 ミランニュースは、試合後にガッリアーニ副会長とベルルスコーニ会長が電話して、インザギ監督の続投ということを決めたとしている。