国際サッカー連盟(FIFA)の規律委員会は、W杯欧州予選プレーオフでハンドの反則が見逃されたフランス代表FWティエリ・アンリ(32=バルセロナ)に対し、処分を科さないことを決めた。FIFAによると、規約でハンドが罰則を科すほど重大な違反とは規定されていないため、法的根拠がないという結論になった。アンリは昨年11月のアイルランド戦で、W杯出場を決めるゴールが入る直前に手でボールを止めて問題になり、本人も反則を認めていた。

 [2010年1月20日7時51分

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