<ロシアリーグ:ルビン・カザン3-1CSKAモスクワ>◇13日◇カザン

 ロシア1部CSKAモスクワのMF本田圭佑(25)が13日のルビンとのリーグ最終戦(アウェー)で約9カ月ぶりのゴールを決めた。トップ下で相手の脅威となったプレーぶりに、14日付のスポルト・エクスプレス紙は「ホンダだけが不満のないデキ。もし(移籍で)出て行ったらそれはCSKAにとって危険だ」と“残留要請”した。

 試合は1-3で痛恨の逆転負け。CSKAは3位に転落し来季欧州CL出場の可能性が消え、欧州リーグに回ることになった。従来の春秋制から秋春制への移行期だった今季は1年半の長いシーズン。本田は右膝、左太もものけがによる長期離脱もありリーグ全44試合中25試合に出場し8得点だった。全日程を終えたことで、日本代表の活動に備え近日中にロシアから帰国するとみられる。