陸上女子三段跳びで2004年のアテネ五輪で銀メダル、08年の北京五輪で銅メダルを獲得したフリソピギ・デベツィ(ギリシャ)のドーピング違反が発覚し、両大会のメダルを剥奪される可能性が出てきたと25日、ギリシャ陸連が明らかにした。

 国際陸連が07年に採取した検体で再検査の結果、陽性反応が出たと通知した。

 英紙ガーディアンによると39歳のテベツィは練習中にドーピング検査を拒んで2年間の資格停止処分を受けた過去もある。07年に大阪で行われた世界選手権で3位に入り、09年に引退した。