男子100メートルのケンブリッジ飛鳥(22=ドーム)が、初の五輪に名乗りを上げた。追い風0・7メートルの同予選で自己記録を0秒11更新する10秒10をマーク。リオデジャネイロ五輪参加標準記録(10秒16)を突破した。

「陸上王国」ジャマイカ人の父を持つ22歳は9秒台を目標に掲げた。

 12年ロンドン五輪代表山県亮太(23=セイコーホールディングス)は同準決勝で追い風2・0メートルの10秒08を記録。向かい風0・6メートルの決勝も10秒12で優勝して、2大会連続五輪に前進した。