陸上の山県亮太(25=セイコーホールディングス)が22日、神奈川県内で行われた実業団・学生対抗にオープン参加し、追い風1・0メートルの10秒23だった。

 トップでゴールするも「納得いくレースにはならなかった」。持ち味のスタートの飛び出しに重点を置くも、号砲の反応は0秒152と7人中最下位だった。日本選手権は6位で、8月の世界選手権(ロンドン)の切符を逃した。ただ3月に痛めた右足首は完治。体重も日本選手権から2キロ増の72キロとベストに戻ってきた。次走は9月の全日本実業団対抗を予定。「代表選手に負けない記録を残せれば」と話した。