<陸上:日本学生対校選手権>◇第2日◇10日◇熊本県民総合運動公園陸上競技場

 11種目の決勝などを行い、女子100メートルは世界選手権代表の今井沙緒里(至学館大)が追い風2・6メートルの参考記録ながら11秒73で初優勝した。至学館大は女子400メートルリレーを45秒84で2連覇し、アンカーを務めた今井は2冠に輝いた。

 男子100メートルは8月のユニバーシアード夏季大会に出場した小谷優介(立命大)が10秒51で初制覇。世界選手権代表の川面聡大(中大)は不正スタートにより失格となった。同400メートルリレーは川面を擁した中大が38秒85で勝った。

 男子走り幅跳びは辻将也(大東大)が7メートル93で初優勝した。女子3段跳びは前田和香(筑波大)が13メートル07で2年ぶり2度目の優勝を果たした。