オートバイのロードレース世界選手権のモト2クラスに参戦していたスッターの富沢祥也選手(19)が5日のサンマリノGPの決勝レース中に事故死したことを6日付のイタリア各紙が大きく報じた。

 ガゼッタ・デロ・スポルトは4ページにわたって事故を扱い「時速240キロで高速コーナーを抜けた際、縁石を乗り越えた先の人工芝に前輪を引っかけてスピン。後続の1台目に胸、2台目に腰をひかれた」と伝えた。応急処置を担当した医師は同紙に事故直後に危篤状態だったと明かした。

 スッターのエスキル・スッターCEOは「友人というより家族の一員だった。サーキットの誰からも愛されていた」と話し、ホンダ・レーシングの中本修平副社長は「有望なライダーを失ったことは、大変残念に思います」と惜しんだ。

 事故はすぐに千葉県旭市の実家に伝えられ、両親が6日、現地に向かった。