世界ランク9位の福原愛(26=ANA)が、2回戦で4月の世界選手権3位の木子(中国)に4-3で競り勝ち、8強進出を決めた。

 最終ゲームは5-10と相手マッチポイントの場面から5連続得点で追いつき、14-12と逆転。6月のオーストラリアオープン、7月の韓国オープンでもワールドツアーを制しており、調子は上がってきている。8日の準々決勝では世界ランク1位の丁寧(中国)に挑む。

 9月上旬に発表される世界ランキング日本人上位2人にリオデジャネイロ五輪のシングルス代表権が事実上内定する。同5位の石川佳純(22=全農)も2回戦で陳思羽(台湾)に4-2で勝ち、8強進出。同10位の伊藤美誠(14=スターツ)は1回戦でキム・ソンイ(北朝鮮)と対戦。第5ゲームにマッチポイントを奪いながらも逆転されると、第6、第7ゲームも落とし、痛い黒星を喫した。同18位の平野美宇(15=JOCエリートアカデミー)も1回戦敗退だった。