4大大会史上初のイタリア女子選手同士となった女子決勝で、世界26位のフラビア・ペンネッタ(33)が4大大会初優勝を遂げた。

 同43位のビンチ(32)に7-6、6-2の1時間33分で勝ち、優勝賞金330万ドル(約4億円)を獲得した。ペンネッタは、優勝スピーチで「夢が現実になった。でも、これが最後の全米。来年は戻って来られなくてすいません。引退の予定です」と衝撃の告白。観衆全員を驚かせた。

 ペンネッタは、第1セットをタイブレークで奪うと、第2セットは、ビンチを上回る攻撃的なテニスでストレート勝ちを収めた。

 両者を合わせた年齢66歳と19日は、68年オープン化(プロ解禁)以降、4大大会女子決勝としては最年長だった。