16年リオデジャネイロ五輪を目指す7人制ラグビーの日本代表候補に招集されていたリーチ・マイケル(27=東芝)が、11月の五輪予選(香港)に向けた合宿に参加しない方向であることが15日、分かった。

 リーチは15人制代表の主将として、W杯イングランド大会での歴史的3勝に大きく貢献した。来月13日には国内のトップリーグが開幕し、来年には世界最高峰リーグ「スーパーラグビー」のチーフス(ニュージーランド)でプレーする。リーチは帰国会見で「体はボロボロ。北海道に行って温泉に入りたい」と話しており、コンディション調整を優先する。

 合宿に不参加なら、予選のメンバーにも入らない見通し。一方、予選を突破して来年8月のリオ五輪へ出場が決まった場合には、あらためて招集される可能性もある。