伝統のジャンプ週間開幕戦を兼ねた大会が行われ、43歳の葛西紀明(土屋ホーム)は127メートル、133・5メートルの合計290・6点で5位だった。
1対1で対戦する1回目を勝ち抜き、2回目に順位を上げたが表彰台には届かなかった。
地元ドイツのセベリン・フロイントが126メートル、137・5メートルの307・2点で今季3勝目、通算21勝目を挙げた。竹内択(北野建設)は18位、伊東大貴(雪印メグミルク)は24位だった。
1回目に敗れて2回目に進めなかった栃本翔平(雪印メグミルク)は33位、作山憲斗(北野建設)は34位、小林潤志郎(雪印メグミルク)は45位に終わった。
以下は各選手のコメント。
◆葛西紀明「1回目も2回目もいいジャンプだった。(助走路の滑りの)姿勢が固まって、自信を持てている。表彰台に絡めるくらいの感じはある」。
◆小林潤志郎「(踏み切りの)タイミングを外してしまった。後ろからの風で、ちょっとでもミスをすると距離が出ない」。
◆栃本翔平「力が入って(踏み切りの)タイミングが遅れた。バランスが悪かった。自分のミス」。
◆竹内択「追い風でも飛べる選手は飛べる。まだそのレベルに達していない。ジャンプ自体は良くなっているのでプラスに考えたい」。
◆伊東大貴「1回目はタイミングが遅れた。2回目はあれだけ風(不利な追い風)が強いと何もできない」。
◆作山憲斗「内容は悪くない。考えすぎず、次に切り替えたい」。