日本アメリカンフットボール殿堂・第3回顕彰者の記者会見が3日、同日開催の「ライスボウル」会場の東京ドームで行われた。

 今回殿堂入りするのは、誕生年順に加納克亮、花岡惇、三隅珠一、樋口広太郎、藤村重美、武田建、笹田英次、水田吉春、水野弥一、阿部敏彰、棚橋寛衛門の11氏。この日は武田、笹田、水野、阿部の4氏が出席し、アメリカンフットボールへの思いを語った(ほか7氏はすでに他界)。

 4氏はいずれも殿堂入りに驚いた様子。そして、阿部氏が「1番の思い出は第1回W杯(現・世界選手権)で優勝し、日本のアメリカンフットボールが世界の扉を開いたこと」と話すと、水野氏は「アメリカンフットボールもラグビーに負けんように、頑張ってほしい」と後輩にエールを送った。

 なお、表彰式はライスボウルのハーフタイムで行われる。