<競泳:日本選手権>◇最終日◇18日◇東京辰巳国際水泳場

 男子100メートル平泳ぎは立石諒(慶大)が59秒84で2連覇し、北島康介(日本コカ・コーラ)は59秒91の2位で今大会は無冠となった。立石は平泳ぎ3冠。

 男子の400メートル個人メドレーは堀畑裕也(日体大)が日本記録を0秒39更新する4分12秒02で初優勝。50メートル背泳ぎは古賀淳也(稲泳会)が24秒86で勝った。200メートルバラフライは松田丈志(東海SC)が1分55秒18で2年連続4度目の優勝を果たした。

 女子の50メートル背泳ぎは寺川綾(ミズノ)が28秒05で制し、2年連続で背泳ぎ3種目制覇を達成した。100メートル平泳ぎは鈴木聡美(山梨学院大)が1分7秒64で初優勝し、平泳ぎ3冠に輝いた。

 立石、古賀、寺川は日本水連の派遣標準記録を切って11月のアジア大会(中国・広州)代表を決めた。高速水着が禁止されて迎えた今大会、日本新記録が昨年の20個から3個に激減した。