コーチとして指導していた大学の女子柔道部員に乱暴をしたとして準強姦(ごうかん)罪に問われたアテネ、北京両五輪の男子柔道金メダリスト内柴正人被告(33)について、東京地裁(鬼沢友直裁判長)は20日までに、証拠や争点を絞り込む公判前整理手続きを行う決定をした。第1回協議は3月23日。

 起訴状によると、内柴被告は昨年9月20日、東京都八王子市のホテルで、酒に酔って眠り込み、抵抗できない女性部員に乱暴した、としている。(共同)