<体操:豊田国際競技会>◇14日◇愛知県・豊田市総合体育館

 あん馬で注目の亀山は、2位加藤に0・375点差で圧勝した。それでも倒立で体を大きく反るミスがあり、自己採点は「60点か70点くらい」と辛口だった。

 初出場だった大舞台で頂点に駆け上がり、知名度は上がった。ただ、得意種目が一つでは、3年後のリオデジャネイロ五輪代表争いで苦戦することを分かっている。「世界王者になったのは過去。忘れて前に向かいたい」と危機感をあらわにし、平行棒や鉄棒でのレベルアップを誓った。