日本ラグビー協会は28日、30日のサモア代表とのテストマッチ(東京・秩父宮ラグビー場)の登録メンバーを発表し、36歳のロック大野均(東芝)が先発に選ばれた。テストマッチ82試合目となり、日本代表の通算獲得キャップ数で小野沢宏時(キヤノン)を抜き歴代単独最多となる。

 日本はアジア5カ国対抗を制して2015年ワールドカップ(W杯)出場が決定。世界ランキング13位の日本は同8位の強豪サモアと来年のW杯1次リーグで対戦する。ジョーンズ代表ヘッドコーチは「W杯では日本を今とは違うチームにしたいので、リハーサルとは考えていない。W杯への準備にしたい」と話した。

 また世界最高峰リーグ「スーパーラグビー」に参戦中のSH田中史朗(パナソニック)が、31日からの代表遠征に合流することも合わせて発表された。