綱とりの大関日馬富士(28)は29日、前日に続いて東京都江東区の伊勢ケ浜部屋で稽古し、幕内宝富士らと25番取った。立ち合いから左喉輪、右おっつけで前へ出る動きが目立ち「いい感じですね」と上機嫌だった。

 場所前に発表された幕内力士の平均体重は初めて160キロを超える161・3キロだった。133キロの日馬富士は、優勝した先場所と変わらず2番目の軽量だが「自分の相撲を取れば負ける気はしない。自分の立ち合いをして、流れをつくることが大事」と気にしていなかった。