大相撲秋場所(15日初日、両国国技館)で4場所ぶりに幕内復帰する西前頭13枚目の豊真将(32=錣山)が3日、東京・江東区の錣山部屋で稽古を行った。

 すり足やてっぽうなどで十分に汗をかいたあと、三段目力士と11番相撲をとった。昨年11月に左肩腱板(けんばん)断裂の重傷を負い手術。初場所、春場所を全休し、西十両14枚目まで番付が下がっただけに「5月の夏場所も見切り発車だった。こんなに早く幕内に戻れると思わなかった。ケガしていた時には応援の声が励みになったので、その人たちのためにも頑張らないと」と話した。初日は東前頭13枚目の遠藤との対戦が有力。先場所は敗れているだけに「倍返しします」と誓っていた。