ソフトバンクは1勝1敗で敵地・甲子園に乗り込むことになった。初戦を落としたものの、第2戦は打線が爆発。特に1番柳田、2番周東のコンビで8安打。第1戦は阪神の近本、中野のコンビが足を絡めながら逆転勝利。このシリーズはどうも両チームの「1、2番コンビ」がカギを握るような気がする。当然ながら相手を封じ、こちらの出塁率が高まればグッと勝利に近づく。

甲子園初戦の先発マウンドに上がるのは左腕エースのモイネロ。CSファイナルの疲労回復もあって、敵地での第3戦の登板となったのだろうが、大歓声の中でもあの独特の雰囲気を沈黙させる投球に期待したい。

打線が爆発して五分に戻したホークス打線だが、DH制のない甲子園での戦いは近藤の起用も大きく左右する。守っての先発起用ができればいいが、代打となると「4番」には山川となるのだろう。ベンチとしては活性した打線をあまり組み替えたくないところだろうが、山川もシリーズ1号を含む5打点の活躍を見せただけに、気分的にも違ってきたように感じる。最近の打撃練習では強引に引っ張ることはせず、中堅から逆方向への打球を徹底して打っている。感覚的にもいい手応えを感じているのではないだろうか。

敵地3試合の阪神先発投手は才木、高橋、大竹となる。ホークス打線が上向いて来たとはいえ、そう簡単に攻略できる相手ではない。1点を争う試合展開が予想されるだけに、投手陣を中心にした「守りの野球」も徹底してもらいたい。内野の要となるショートはここ2試合は川瀬がスタメン出場したが、土のグラウンドでさらに守備力を強化するために今宮の先発起用もあるのではないか。僅少差のゲームを取るためには「まずは守りから」の意識も大切だろう。(日刊スポーツ評論家)

日本シリーズ新記録となる5安打目を放った周東は笑顔で5をつくりながらベンチへ戻る(2025年10月26日撮影)
日本シリーズ新記録となる5安打目を放った周東は笑顔で5をつくりながらベンチへ戻る(2025年10月26日撮影)
【イラスト】日本シリーズの予想先発
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【イラスト】日本シリーズの日程&結果
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【イラスト】今季交流戦のソフトバンク―阪神戦
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