第97回全国高校野球選手権茨城大会の抽選会が23日、水戸市内で行われ、7月4日に水戸市民球場で行われる開幕ゲームは、太田一-日立北に決まった。

 太田一の三井大輝主将(3年)は「緊張はするが、ぶれずに自分たちのことをやるだけです」と話した。勝てば第1シードの常総学院と当たる。春は常総学院戦を目前にして敗退。「勝てば常総という意識が強かったから、まずは目の前の一戦に集中したい」と気を引き締めた。

 一方の日立北・藤元友也主将(3年)は「自分たちの野球を見せるいい機会」と胸を張った。また昨夏は水戸市民球場で敗戦しており、「去年の分の恩返しをしたい」と雪辱を誓った。

 両校は、同じ県北地区にあり、ライバル意識を持つ。ここ2年間でも4度対戦しているが、新チームに入ってから太田一が1勝1分けと1歩リードしている。日立北・藤元は「勝ちにこだわりたい」と話した。