日刊スポーツ記者がお勧めする全国の有望選手にスポットを当てる「ピカイチ投手編」。

 帝京三(山梨)・茶谷健太投手(3年)が初の甲子園に導く。最速145キロの直球に加え、変化球は落ちる球だけでフォーク、スプリット、チェンジアップの3種類を投げ分ける。この春にはツーシームを覚え、投球の幅も広がった。6月20日の練習試合では強豪桐蔭学園(神奈川)を2安打完封。「甲子園に出場するために山梨に来た」と、神奈川出身の右腕は力を込めた。