札幌大谷は早めの継投がズバリ決まり、札幌南を下して8強入りした。

 1回に大量5点も、2回以降は投手戦。5回2死三塁から、先発のエース岡本が左前適時打を許し、続く打者にストレートの四球を与えたところで、船尾隆広監督(44)はスパッと投手交代を決めた。ロングリリーフとなった背番号11の大友は、三塁を踏ませず無失点。頼れるリリーバーは「エースが投げた試合は、落としたくないですから」と話した。