花咲徳栄が着実に加点し、難敵狭山ケ丘を8回コールドで退けた。

 プロ注目の大滝愛斗外野手(3年)が先制打を放ち波に乗ると、チャンスを確実に生かした。投げては先発の鎌倉知也投手(3年)から、2番手の高橋昴也投手(2年)がリレーし、3失点に封じた。

 岩井隆監督(45)は「先手を取っていきたかった。日替わりで活躍する選手が出てきてるからね」と上り調子のチーム状態に好感触だったが「コールドってほど安心できなかった。おなかが痛いよ」と笑顔を見せた。