神奈川連覇を狙う横浜が、埼玉3連覇を目指す花咲徳栄と大会前最後の練習試合を行った。

 ドラフト候補で4番を打つ増田珠外野手(3年)が、2試合で1本塁打含む3安打3打点を挙げた。1試合目は同じくドラフト候補の花咲徳栄・清水にてこずったが、2試合目では万波中正外野手(2年)と2者連続弾を放った。通算28号が初のバックスクリーン弾となり、「あそこまで飛ばしたのは初めて。1試合目の清水から打ちたかったですが、2試合目で打てて少しすっきりした」と笑顔。

 平田徹監督は「1試合目は守りで崩れて攻撃に勢いをつけられなかった。いい薬になったと思う。こういうゲームをきっかけに地道にやっていくしかない」と15日の初戦を見据えた。2試合目は9-0で横浜が雪辱した。