プロ注目の最速144キロ右腕、都城商の森遼大朗投手(3年)が2失点完投で勝利に貢献した。

 この日の最速は137キロだったが、制球重視で相手を翻弄(ほんろう)。3回に2点を失ったが、4回から6月に習得したツーシームを交えるなどで試合をつくった。先の戦いを見据えて「チームに勢いをつける投球をしていきたい」と意気込んだ。巨人、ロッテなど国内4球団のスカウトが熱視線を送った。